番外編6: 秤を使った練習に苦言

公開日: 2017年11月27日月曜日 ピアノ 持論 重力奏法

こんにちは、リトピです。

近年、ピアノの奏法の一つとして注目されている「重力奏法」(重量奏法とも呼ばれる)ですが、この指導をする際、重さをはかる【秤】を使って、説明することがありますよね。「腕の「重さ」を○g載せなさい!」とか…。

今回の記事では、そうやって秤を使って練習している人たちに4つの苦言を呈します。前回の記事「「鍵盤は50gの重さで沈む」の真実」を執筆した時も感じていましたが、物理的観点からそういった練習の説明内容を読むと、もう腹立たしくて腹立たしくて…(ぇ

秤はピアノの練習に使えない

早速結論を述べてしまいましたが…秤を使った練習って、イメージとしてはこんな感じですよね(図1)。

図1. 秤を使った練習の風景。どうやら、【腕の「重さ」をどれくらい鍵盤にかけられるか?】をチェックしているらしい。。。。

前回の記事「「鍵盤は50gの重さで沈む」の真実」で説明した通り、腕の「重さ」を気にしている時点で、もうそれはピアノの練習ではない…のですが、秤を使った練習という視点からも、それを否定してみます。

苦言1: 秤は「打鍵の練習」にならない

秤って、物を載せてからその「重さ」が表示されるまでにある程度時間がかかりますが、その表示された文字を我々が認識する時間も必要です。そのため、載せた物の「重さ」の値がいくつかを読み取るまでには、少なくとも1秒は必要でしょう。

一方、ピアノ演奏の際に行う打鍵1回あたりの時間は…どう考えても1秒未満ですよね。1秒未満で行わなければならない打鍵を、「重さ」の表示に1秒以上かかる秤を使って、どうやって練習すればいいのでしょうか?

秤に腕を載せて、「秤の値が○○だから…」なんて考えている時点で、それはもう「打鍵の練習」ではありません。そこに表示されている秤の値は、強いて言うなら【打鍵後、鍵盤をどれだけ押し込んでいるか】を見るだけのものです(図2)。

ここで、「じゃ、アナログの秤があればいいんだね?」と思ったアナタ、問題はそこじゃないです(ピアノの打鍵に必要なのは「重さ」ではないので、そもそも秤を持ち出すこと自体がおかしい(この「重さ」の考え方については後述))。

図2. 秤を使った練習は、秤の値が表示される時間が遅いので、打鍵の練習には使えない。

苦言2: 腕を載せたとき、秤の値が大きいとケガのリスクが増大する

秤を使った練習では、よく「腕の「重さ」を秤に載せて、数gになっているのはダメ。それはまだ脱力が出来ていない証拠」「腕の「重さ」をすべて乗せられたらだいたい1 kgくらいだ」などと言われます。そのイメージとしてはこんな感じかな(図3)。

図3. 秤を使った練習では、秤の値が小さいとダメ…?

でも、この考え方はかなりおかしい。まず、「腕を載せて秤に1 kgと表示された = 腕の「重さ」が1 kgだ」という解釈がおかしい。この場合、実際は【腕を載せて秤に1 kgと表示された = 秤には1 [kg重]の【力】がかかっている】と解釈するのが正しいです([グラム重]については、前回の記事「「鍵盤は50gの重さで沈む」の真実」を参照)(この「重さ」の考え方については後述)。

ここで、上記の苦言1で説明したように、秤の値は【打鍵後、鍵盤をどれだけ押し込んでいるか】を見るものなので、これをピアノに置き換えると「秤の値が1 kgと表示されている = 打鍵後に鍵盤を1 [kg重]の【力】で押し込んでいる = 指先には1 [kg重]の【力】を受けている(作用反作用の法則)」と考えることができます(図4)。あれ、打鍵後に鍵盤を押し込むって、何か音楽的な意味はありましたっけ??

もし、そんな指に負担がかかる弾き方なんてしてしまったら…指がケガしてしまうのは必至です。そのため、よく言われている「腕の「重さ」を秤に載せて、数gになっているのはダメ。それはまだ脱力が出来ていない証拠」というのは、「ピアノは腕の「重さ」で弾く」という間違った解釈の基、生まれてしまった「おかしな理論」だと言えるでしょう。。。

それに、前回の記事でもお話ししましたが…実際、プロも鍵盤が底を突いた瞬間に、鍵盤にかかる力(= 指先が受ける力)を極限まで減らしています(参考: ピアニストのための脳と身体の教科書: 第10回 「力み」を正しく理解する (4)エコ・プレイ:力まずに弾くスキル(1))。つまり、実際は【腕を秤に載せたとき(= 打鍵後の鍵盤の押し込み力は)、数gになっている方がいい】というわけです。

図4. 秤を使った練習の実際は、秤の値が大きいとダメ。そのような弾き方では、指の負担が大きくなり、ケガのリスクが増大する。

補足: 納得しない人のために…

「上記の話は全然納得できない!」という人のために、苦言1, 2について補足します。

秤に腕を載せているときは、図5の状態なっています。なお、図に書かれている腕の質量%は、記事「なぜ「脱力」は敵なのか5: 身体は鍛えるな。感覚を鍛えろ。」でも利用した、総体重からの基準体重比を記入しています(カッコ内の数字は、体重50 kgの人の場合の質量)。

② 基準体重比(%IBW:ideal body weight)  身体に障害があったり切断をしている場合には、 総体重に対する身体各部位%体重(参考文献1-6-6)で補正を行う。 頭部7%、胴体43%、上肢6.5%(上腕3.5%、前腕2.3%、掌・手指0.8%)、 下肢18.5%(大腿11.6%、下腿5.3%、1.8%)で換算する

引用元: ニュートリー株式会社

図5. 秤を使った練習の全体像。記入されている%は、総体重からの基準体重比、カッコ内の値は、カッコ内の数字は、体重50 kgの人の場合の各部位の質量。

ここで、腕を載せたとき、秤の値が "ゼロ"だった場合を考えてみましょう。このとき、秤の値が増えないように、各部位は、それぞれの筋肉によって持ち上げられている状態だ、というのがわかります(図6)。…まさか、これを見て「このときの腕の「重さ」は "ゼロ"だ!」と言う人はいないよなぁ。。。チラッチラッ(この「重さ」の考え方については後述)

図6. 秤を使った練習の全体像2。秤の値が "ゼロ" の場合、各部位が重力によって垂れ下がり、秤が押さないように(秤の値が増えないように)、それぞれの筋肉が支えてくれている(収縮する筋肉の色とその力の方向の色が対応)。決して、腕の「重さ」が "ゼロ"になっているわけではない。

では、次に、秤の値が「1 kg」を示した場合を考えてみましょう。秤の値が「1 kg」になっているということは…腕の「重さ」が「1 kg」になった…のではなく、【秤が、1 [kg重]の【力】で押されている】と解釈してください(この「重さ」の考え方については後述←そろそろしつこい?)。しかも、この判断がされるのは、秤の値が「1 kg」だと読み取れる1秒以上後だ、というのも覚えておいてください。

つまりこのとき、どれかの筋肉の収縮量が弱まり、その部位が重力によって若干垂れ下がり、腕の一部が【秤を1 [kg重]の【力】で押している】ということが正しい解釈となります。それと同時に、作用反作用の法則によって、【秤が指先を1 [kg重]の【力】で押している】とも言えます(図7)。この指先への大きな負荷が、ケガのリスクを増大させてしまいます。

図7. 秤を使った練習の全体像3。秤の値が「1 kg の場合、どれかの部位が重力によって垂れ下がり、【秤を1 [kg重]の【力】で押している】ということがわかる…と同時に【秤が指先を1 [kg重]の【力】で押している】ということがわかる。この指への大きな負担が怖い。

ピアノの練習として、実際に会得したい打鍵というのは、コンマ数秒の間で行う以下のような動作です(図8,9)。

図8. ピアノの練習で会得したい奏法1: 重力奏法。重力奏法は、【腕を落とすときに重力を【利用】する奏法】であり、間違っても「腕の「重さ」を鍵盤に載せる奏法」ではない。
図9. ピアノの練習で会得したい奏法2: 肩の力を利用した奏法。ピアノで大音量を出したいときや、高速オクターブ打鍵をする際に行う奏法。これは「脱力」という考えでは絶対に会得できない奏法。

これら上記2つの奏法はコンマ数秒の間で行われる動作のため、値の読み取りに1秒以上かかってしまう秤を使った練習では、絶対に会得できません。まぁ…そもそも論でいうと、「重さ」を気にしている時点で、ピアノの練習にはなっていないですが…

苦言3: 「重さ」は、そう簡単には変えられない

ところで…みなさん「重さ」ってなんだと思いますか? 秤を使った練習をする人は、秤に表示された値を、腕の「重さ」として、その変化する値を必死に気にしていますよね。さらには、こんなことを口にする人たちもいます。

「指を載せる角度を変えると「重さ」が変わる!」

これってイメージとしてはこんな感じでしょうか(図10)。これは「そうやって弾き方(指を載せる角度)を変えて = 「重さ」を変えて、表現豊かにピアノを弾き分けよう」という風に説明を続けたいのでしょう。

図10. 秤を使った練習の説明がエスカレートすると、こういう議論をしだす。

ここでは、みなさんに「重さ」の考え方を改めていただきましょう。

「重さ」についての疑問は、あのJAXAがこのように回答しています。

重力の変化によって重さは変わります

引用元: ファン!ファン!JAXA!「質量と重さの違いって何?」
つまり、【「重さ」が変わっているときは、重力が変化している】ということです。中学校の理科でこんな勉強をした覚えはないですか?月に行くと「体重」(= 重さ)が1/6になっちゃう、ってやつ(図11)。

図11. 「重さ」は、いる場所の重力によって変わる。っということは…

これ、もうちょっと説明すると【「重さ」は、重力が変化しないかぎり一定である】ということも言えます。つまり、我々が地球上にいる限り【「重さ」は一定】なんです(厳密には、地球上にいても場所によって重力は違っているので、地球上を移動していると重力も多少変化する、つまり「重さ」が変化する。参考: 地球上の重力の違いを地図で表した「GGMplus」)。

この話を考慮すると…「指を載せる角度を変えると「重さ」が変わる!」というのが本当だとすると、この人は「指を載せる角度を変えると【重力】が変わる」と言っているのと同義です。えっ、【重力】って簡単に制御できたんでしたっけ?? これ、どう考えてもおかしいですよね。。。

だからこそ、腕を秤に載せて、秤の値が変わったときは「腕の「重さ」が変わった」ではなく「秤を押す【力】が変わった」と考えなければいけないんです。「重さ」は、【重力】を変えない限り変わりませんから。

それを踏まえると…この動作の実際はこうなっていると解釈できます(図12)。そりゃ、腕を持ち上げれば、秤を押す【力】は変わりますよね。こんな当たり前の話をして、いったいこの人たちはどうしたいのだろうか。。。

図12. 秤を使った練習の実際。秤の値が徐々に変わっているのは、載せている手の「重さ」が変わったのではなく、ただ単に腕を持ち上げて、秤を押す【力】が変わったから。ただそれだけ。

苦言4: ピアノの音量は、鍵盤に載せる腕の「重さ」で変わるわけではない

秤を使った練習の説明をするとき、「鍵盤に載せる腕の「重さ」を調節することでピアノの音量を自在に操れる」的なことを言う人がいます。イメージとしてはこんな感じでしょうか(図13)。

図13. 秤を使った練習の説明がエスカレートすると、こういう議論をしだす~パート2~。

これは、苦言3で既に明らかになっていますが、そのような「腕の「重さ」を自由自在に調節しながら弾け」という説明は、【重力を自在に調整しながら弾け】と言っているのと同義です。…それ、人間には無理やろ。。。それとも、彼らはこんなものをすでに実現させているのかな?

それはさておき…【腕の「重さ」は変えられない】というのは前項の通りです。しかも実際は、打鍵の際に鍵盤が下降している間は、腕の「重さ」を載せることはできません(詳細は記事「「鍵盤は50gの重さで沈む」の真実」を参照)。では、何がピアノの音量を変えているでしょうか?

そのキーワードは【ハンマーの飛び出す速度】です。ピアノの音量は、主に打鍵の際の【ハンマーの飛び出す速度】で決まります。

では…その速度は何で決まるのか? 物体の速度って何によって決まるんでしたっけ?? えぇ、「物体の速度は、加速度の大きさ(と時間の積)で決まる」というのは中学物理で習いましたよね。

…っというわけで、音量を上げたければ、【ハンマーの飛び出す速度】を上げればいい。そして、その速度を上げたければ、ハンマーにより大きな【加速度】を与えればいい。ハンマーにより大きな【加速度】を与えたければ、打鍵時の腕の【加速度】を大きくすればいい。というわけ(図14)。

図14. ピアノの音量は、腕の「重さ」ではなく、腕が落下する【加速度】で決まる。

もっと言えば…打鍵時の腕の【加速度】を大きくしたければ、腕を振り下ろす力を強めればいい。腕を振り下ろす力を強めるには、重力の【利用】量を増やす(詳細は、記事「番外編4: 重力奏法を徹底解剖!」を参照)、もしくは、より強力な肩の力を利用する(詳細は、記事「番外編4: 「脱力」で、高速和音打鍵は絶対に出来ない」を参照)、となります…が、それらの動作は1秒未満に行われるので、苦言1で説明したように秤を使って練習することはできません。

ね、秤を使った練習なんて全く役に立たないでしょ?

まとめ

今回は、秤を使った練習に対して4つの苦言を呈しました。まとめると以下のような感じになります。

  • <秤を使った練習の苦言まとめ>
    1. 「打鍵の練習」にならない
      → 打鍵はコンマ数秒の間で起こる
    2. 秤の値が大きいとケガのリスクが増大する
      → 打鍵後は腕を支えること
    3. 「重さ」は(地球上にいる限り)変えられない
      → 変わっているのは押す【力】
    4. ピアノの音量は腕の「重さ」で変えるわけではない
      → 音量は【加速度】で決まる

今時、秤を使って練習している人がどれだけいるかはわかり兼ねますが…インターネットで「重力奏法(重量奏法)」を調べると、この秤を使った練習の説明がいくつか引っかかります。ただ、そこで解説されている内容のほとんどが、(中学校で習っているはずの)物理的現象から大きく乖離しています。そのようなトンデモ理論によって生まれた練習が(一部で?)支持されているということが、私は非常に悲しい。。。(どうやら、ピアノ練習の書籍に、こういうことが書かれているものがあるようです…)

ここで「ピアノ演奏は理屈じゃない!」という否定をする人がいますが…こうやって「腕の「重さ」を変える」という考え方を否定するのだって、別に理屈から始まっているわけではないです(図15)。

図15. この状態で、「リンゴの「重さ」が変わった!」と言う人に対して「えっ!?」という疑問を持つのだって、理屈じゃない。

物体を秤に載せたとき、秤が示している値はその物体の「重さ」ですが、ただ置いているだけでは、その「重さ」が変わることは絶対にないし、その物体を上に持ち上げたとき、秤に表示された値が減ったからって「その物体の「重さ」が変わった!」なんて考えないでしょう?(図16)

図16. この状態の時に変わったのは、リンゴの「重さ」ではなく、秤を押す【力】。このときの秤の値は、「重さ」ではなく【力】を示している。

もしここで、「ピアノ演奏は理屈じゃない!」という言い方で否定することを納得してもらいたい(もとい、そういう言い方でした否定できない)人がいるのであれば、この上記の苦言だって「理屈じゃない!」ので、是非納得していただきたい。

秤は、ケーキを作るときに使用し、秤本来の役割をはたさせてあげましょうね。

P.S.
このような話を「屁理屈だ!」と言う人がいるかもしれませんが、それはちょっと待ってほしい。少なくとも、苦言3で述べた「重さ」の考え方は、「屁理屈」ではなく【一般教養】(= 中学で習う内容)であることを忘れないでいただきたい。しかも、各苦言は、この【一般教養】(「重さ」は【重力】が一定なら変わらない)を基に話を展開しているので、十分理屈が通っています。

そのため屁理屈なのは、「重さ」の定義がおかしい「ピアノは、鍵盤に腕の「重さ」を載せて弾くんだ!」という表現を押し通している方です。えっ、ピアノで伝統的に言われている【「脱力」した腕の「重さ」】は、一般的な腕の「重さ」とは意味が違うって?…それを「屁理屈」というのだよ、ワトソン君。。。

P.S.2
このように秤を使った練習を推奨して、「鍵盤に腕の「重さ」を載せろ!」「鍵盤に載せる腕の「重さ」を変えて弾け!」という(適当な)指導を、私よりもはるかに演奏がうまい一部のハイレベルな指導者が言っている、という現状が非常に腹立たしい。

生徒から多額のレッスン代もらっているプロの指導者が、そんな【一般教養】の欠片もない指導なんかしていいのか?適当にも程がある。

…ここで「その先生だって真剣に指導しているんだから、そんなひどいこと言わなくても…」と言う人が出てきそうですが…私はこう言い返したい。

「えっ、「真剣」にやった結果が、その程度の指導なの?申し訳ないけど、少なくともその人の発言は、何にも信頼できないね…演奏はうまいのにもったいない。。。」と。

厳しいことを言いますが…「真剣・真面目だったら何言っても許される」とか「演奏がうまけりゃ・権力がありゃ、誰が何と言おうと、その人の方が正しい」という考えはあまりにもひどい。そのような影響力のある人は、自分自身の発言には【それ相応の責任がある】というのを自覚していただきたい。プロなんでしょ?お金、生徒からたくさんもらっているんでしょ?じゃ、ちゃんと勉強しましょうよ。

この話の一番の被害者は「真面目すぎる生徒」(= 危険なまでに優秀な生徒: 参考書籍『自分の音で奏でよう!』)です。彼らは、高いレッスン代をほいほいと払って、先生のアドバイスを熱心に聞き、先生から【言われた通り】に実行しようとあれこれ奮闘する…

…で、実際に実行した結果がこれです。こんな秤を使った練習なんて【言われた通り】に実行したら…最悪、手が壊れます(…っというか、本当に【言われた通り】に腕の「重さ」変えることは出来ないので、何か言われたことと違うことをするしかない。そのため、真面目な生徒ほど、路頭に迷ってしまう)。さて、「真面目」な人たちに対して、ひどいことをやっているのはどっち?

ただ…生徒も生徒で、そんな先生のトンデモ話を鵜呑みにしちゃうのも良くない。「先生は、全知全能の神で、言っていることは全て正しい」みたいに考えるのは止めましょう。ここら辺、中学校で勉強したでしょ?勉強ってこういうところで役に立つんですよ!そもそも、正しいのは先生の「言ってること」ではなく、【やっていること】だというのをお忘れなく。残念ながら(?)、「鍵盤に載せる腕の「重さ」変えて弾いている人」なんて(少なくとも地球上には)どこ探しても見つからないんですから。。。

では。

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2 件のコメント :

  1. りトピさん、最近どうされていますか。

    、sotto_voce7です。

    私も最近知恵袋していませんが、昨日見たらいつのまにかカテゴリマスターになっていましたので、他のカテで遊ぶことにしました。

    老眼で、よく読んではいませんが、この考察のテーマ。「よく言ってくれた」と直感的に感じます。

    ユーチューブでみかけるはかり、私も買おうと思っていたので、買う前でよかったです。

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    1. お久しぶりです。そして、当ブログは1年近く放置してました。。。
      とは言いつつ、ピアノは続けており、当然その間にいろんなピアノの研究資料は漁っておりました。どっかのタイミングで、それらをまとめたいと思っています。

      知恵袋は……議論にならない人とは関わらない、という条件で再度始めようかなぁ、なんて思っています(最初からそうすればよかった……)。

      さて、当記事の考察ですが……「なぜ誰もこの話に切り込まないのだろう?」とずーっと思っていました。このテーマの考察で使われている物理は、中学のとき、すでにみんな習ったでしょう?なぜ、誰も何も疑問に思わず、当たり前かのように扱っているのか……しかも、かなりの権威のありそうな先生らが!!という想い(怒り?)を当記事に詰め込みました。

      購入を思いとどまってくださって、私としても嬉しいです。

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